OHAUS AutoCal の特徴

2019/02/04
AutoCal 自動校正は、エクスプローラーやアドベンチャーシリーズなどの高精度なOHAUS電子天びんに搭載されている機能です。この機能の特徴について以下にご紹介します。
 

拡大/縮小は高精度アプリケーションにとってどのような意味があるでしょうか?

日常的に出会うすべてのものは文字通り、それが個体であれ、液体であれ、周囲の気体であっても、原子と呼ばれる非常に小さい粒子で構成されています。個体では、原子は一定の方式で配置されており、ほとんど動くことはありません。しかし、物質が熱せられると、エネルギーが吸収されます。この吸収されたエネルギーが構成する原子の運動エネルギーを増加させ、その結果より広いスペースが必要となり、その物質は拡大します。
 
同様に、熱が除去されると、その物質の原子内に保存されていた運動エネルギーは減少し、物質は縮小します。
 
金属などの物質の拡大と縮小は、ごくわずかで、変化がないように見えるかもしれません。しかし、高精度アプリケーションでは、これにより問題が生じます。

ロードセルとは何でしょうか?また、天びんの中のロードセルはどのように機能するのでしょうか?

ロードセルは、天びん内の電気機械装置で、物質の重さや落下の力を定量化することができる電気信号に転換する役目をしています。ロードセルは、負荷が与えられると偏向したり、屈折したりする金属物質です。ロードセルの全体の動きは非常に小さいです。単純なひずみゲージロードセルの負荷がない状態、および負荷が与えられた状態(ロードセルが偏向したり屈折したりする状態)を以下に示します。
AutoCal_Image_JP.jpg

校正はなぜ必要でしょうか?

環境の変化による影響を緩和するために、バランスを校正(既知の質量と照合すること)する必要があり、必要に応じて調整をします。方法としては、既知の質量を適用し、計測した値と真の(既知の)値が合致するかどうかどうか確認するだけです。これは外部分銅で行うことができますが(場合により)、この方法には、いくつかのデメリットがあります。

  1. 手間や時間がかかります。
  2. 外部分銅は、適切に保存され、取り扱われなければなりません。場合により、人間の皮膚に接触し、その分銅にいくらかの油が付着することで、許容範囲を超えることがあります。

内部校正とは何でしょうか?

バランスの中には、内部校正あるいは内部調整として知られる特徴を持つものもあります。これは、モーターと、天びんそのものに含まれている1つ以上の既知の質量を構成する天びん内に構築されたメカニズムです。
 
ユーザーは、内部分銅が自動的にロードセルに適用され、予想値に対する計測値を確認するプロセスを開始することができます。これらの値が異なる場合、天びんは自分で調整して、当該ロードの正しい計測値を出します。

内部校正のメリット

内部校正メカニズムにより、外部分銅の購入および管理の必要性がなくなり、通常は外部調整よりもずっと効果的なプロセスを実行することができます。

OHAUS 天びんにおけるAutoCal の特徴

エクスプローラー アドベンチャー シリーズ分析・上皿天びんのような高精度なOHAUS天びんの中には、AutoCalと呼ばれる特徴を持つものがあります。
 
AutoCal は、内部校正機能を利用する自動校正メカニズムで、さらに高度な知性や自動化機能を提供します。天びんは、それ自体を監視し、温度変化が検知された場合や、一定の時間が経過した後には、自動的に内部校正および調整を実行します。これは、ユーザーが入力することなく、また天びんが使用されていない場合に実行されます。これにより、現在の環境において、天びんが調整して正確な結果を作り、常に使用のための準備ができていることを保証し、ユーザーが手動で天びんを校正し、調整する必要性がなくなります。
 
 
次のビデオをご覧になり、OHAUS エクスプローラー や アドベンチャーシリーズバランスの詳細をご確認ください。

OHAUS エクスプローラー・セミマイクロ・天びん
















 

 

OHAUS アドベンチャー分析・上皿天びん