ワシントン州立大学

2014/05/31

ワシントン州立大学の複合材料製造工場はエポキシの品質を確保するためにレンジャー3000を導入しました。

 
米国ワシントン州プルマンにあるワシントン州立大学では毎年、フォーミュラSAE(Society of Automotive Engineers:米国自動車技術者協会)のチームがフォーミュラ仕様のレーシングカーを一から作り上げます。チームは、世界中の大学のフォーミュラSAEチームが参加するレースで優勝するという最高のゴールに向けて車の設計、組み立て、テストに日々取り組んでいます。

フォーミュラSAEチームは、キャンパス内で作業に最適な場所を見つけ、そこに複合材料の製造工場を立ち上げ、複合車体、シート、ステアリングホイール、ペダル、および他の材料を作り上げることができました。エポキシのような樹脂の混合は、複合物作成プロセスの重要な側面です。エポキシ樹脂の品質を確保するためには、部品の不適切な処理や機械的特性の低下を避けるために、適切な比率に混合することが重要です。自動車用部品の有効性と安全を確実にするために、混合プロセスでの正しい比率は必要不可欠です。

重量によってエポキシを混合することで、非常に正確な結果を得ることができます。フォーミュラSAEチームが彼らのニーズに最適なスケールを知るためにオーハウスに連絡をしたのはそのためでした。限られた予算を知り、オーハウスは大学にレンジャー3000卓上型はかりを寄贈しました。このスケールは、大きなひょう量と高分解能を備え、彼らのニーズに最適です。樹脂の典型的なバッチは最大10kgですが、1gまで正確に計量できる必要があります。

「一般的に高分解能を備えたはかりは、ひょう量が小さいものがほとんどです。その点、レンジャー3000は高分解能かつ大きなひょう量を備えているため、私たちのニーズにぴったりなのです。」とチームの複合物リーダーであるDavid Lemme氏は言います。

今年のレーシングカーを設計するにあたり最初のステップは、発泡ブロックで車体を作ることです。それから、複合ツールを組み上げ車体を作ります。

「レンジャー3000はエポキシの精度を確実に向上させ、それによってより強い部品の製作につながるでしょう。さらに、レンジャー3000によってエポキシの混合工程がより簡単かつ安全になります。」とLemme氏は言います。 「大きなひょう量を備えた信頼性の高いスケールを使用することで、小さなバッチをいくつも作る必要がありません。」

フォーミュラSAEチームは、他のクラブやキャンパスに複合材料の製造工場を公開しました。すると、その最初の年だけで、すでに大学の電気自動車クラブやアメリカ航空宇宙学会、さらにかつてのプロジェクトでこの複合材料製造工場があれば恩恵を得ていたと思われる先輩の設計学生らからの関心を集めています。

「レンジャー3000のような高品質設備をこの新しい製造工場が持っていることは、私たちが準備を整える秋には本格的に興味を引くはずです。」とLemme氏は言います。「私たちがここキャンパスで正確に樹脂を混合できる能力を持っているという情報は、大きな目玉となるでしょう。」

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